10Feb
どんな職業でも職場の人間関係は、難しいと言われる世の中です。保育士は特に、子どもたちと接するお仕事ですので、ギスギスした人間関係は敏感で繊細な子どもたちに見破られてしまいます。
環境を変えて転職するのは、自分自身にも良いことですし、子どもに楽しい場所をつくってあげるという意味ではとても大切なことです。子どもが大好きだから頑張れる『保育士』という仕事は、優先順位を決めて職場選びをすることです。
欲張りすぎてあれもこれもと思うより最低必須条件を決めておき、まずその中から通勤しやすい職場や、プライベートな時間と確保したい、お給料の最低ランクのラインはどれくらいなのかに、ある程度絞った方がうまくいきます。
特に仕事柄、子どもたちの年間行事に合わせて、クラスの子どもの人数に合わせて手作りしなければいけないものが多いため、プライベートな時間を潰して作業に没頭しなければ追い付かないなどであれば、優先する事項は「プライベートな時間」です。お給料が良ければ頑張れるという人であれば、「給料の高い」職場にするなど妥協案を設定しながら、転職するプランを考えるのも良いと思います。
職場環境は、保育園を経営する理事長・園長や同僚となる人間関係に、軋みがなく楽しい雰囲気が肌で感じられる職場は、外から見た場合と実際入社した内側からみた環境の差は小さいと言えます。
ですから、面接に行く前に下見と称して、普段働く人たちの様子を前もって観察したりすることも重要ではないかと思います。
表面を取り繕うことに長けている職場の場合、実際の人間性は隠れてしまうため本当の姿を見るのであれば、抜き打ちで受けたいと思う職場の保育園をこっそりと見に行くというのも一つの手です。
自分の最低条件に合うようであれば、もう少し幅を広げてこちらの勤務形態要求と摺り合わせながら、転職するための条件を見定めるのもよいと思います。どちらにしても人との関りは生きていくため、仕事をしていくための最低条件になりますので、出来るだけストレスを溜めない所で働きたいものです。
子どもと接するとき、機嫌が悪いとすぐ伝わって不安な気持ちにさせてしまうけれど、機嫌が良いときも子どもたちはすぐ分かります。
子どもの敏感な心に、大人である自分の感情が直球で伝わってしまっては、園に子どもを安心して預けている保護者の方々にも迷惑をかけてしまうため、細心の注意を払いたいものです。
子どもと向き合う仕事は、時には辛く苦しこともあるかもしれないけれど、最終的に自分自身が納得できればそれが一番自分に合っている職場なのだと思います。
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