3Feb
潜在保育士の数70万人
保育士の資格を取得していても、保育士の職に就かない「潜在保育士」と呼ばれる方が、全国に約70万人近く存在しています。
今では管理人もその一人です。
保育士の過酷な労働条件や、低賃金、保護者との関係性、女性社会など、保育士の仕事を取り巻く環境はとても厳しい問題が多数存在します。それらが、保育士の資格取得をしながら、一定の年齢以上は仕事として続けられない問題につながっています。
また、この現象が保育士の数が不足していることにも起因しています。
保育士の確保…それは、「保育職場・業界の環境改善」という事を、国や自治体というレベルで改善していくことが求められているのです。
過酷な保育士の仕事の現状
東洋経済ONLINE の記事、『低賃金で長時間労働「保育士が足りない」』 で、厳しい保育士の職場事情が書かれている記事がありました。
記事の中では、保育士の方の悲痛な声が読み取れます。
・「人手が足りず、長時間労働があたり前…」
・「激務で自分の子育てができない…」
・「園長になっても月給20万円…」
・「体調不良になっても出勤強要…」
・「保護者が無責任…」
保育士の職場では確かにこのような声が聞こえてきます。
実際に私もその一人でした。
ですが、保育士の仕事はこのような悪い事ばかりではありません。
こどもたちの健やかな成長、発達を支えるという重要でやりがいのある仕事です。こどもの純粋さや素直さで気づかされる思い、先生を頼ってくれることなど、保育士の仕事をしていることが喜びややりがいにつながる事も多くあるのも事実です。
これは保育士として働くことで初めて実感できることだと思います。
このように魅力ある仕事ですから、職場の現状が改善できればきっと多くの保育士が確保できると思います。
前述した保育士の辛い声が少しでも減らせるよう、国や自治体により大きな改善を求めたいものです。
現状、保育士の職場環境はまだ厳しい状態が続くのではないでしょうか。
すこしでも条件の良い保育職場を選ぶことが、保育士として仕事を続けられることへ繋がってくると思います。
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